以前から”読書”というラベルを作りたかった。念願がかなった。もちろんそんな大それたものではないが。

ますはこれから。




最近読んだ、なかなかの本だ。

昭和20年8月15日、敗戦の知らせを陸軍中将”根本博”は玉音放送にて知る。陛下の命令により日本軍は武装解除を行わければないが根本は、在留邦人4万人を日本に返すため、武器を捨てずに戦う。

その時に力を貸してくれたのが、蒋介石だ。

戦後、その恩に報いるがためだけに、台湾に密航し蒋介石の右腕になりその島を死守する。

自らの全てを捨てて、恩義のためだけに台湾へ向かった根本博の人生が鋭く、濃く描かれている。

”一つ”だけのために生きる。

”一つ”だけのために。

英霊に合掌。




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