天理大学雅楽部ヨーロッパ公演 ケルン


ケルン大学といえば、ドイツの雅楽と言えばギュンター博士です。ギュンター博士が雅楽をドイツに広げた方で、今回車いすで奥さまと一緒にお越しになられました。僕も少しお話をさせて頂く事ができましたが非常に高貴な方という印象を受けました。現在ケルン大学では雅楽部OBの志水さんという方が指導にあたっておられ今回はこの方がヨーロッパ雅楽公演の段取りをかなりされていたようです。志水さんとは実は初めて今回お会いし、僕もコロンビア大学雅楽コースで二年間程お手伝いさせて頂いたのでお互い海外の大学における雅楽伝道といったら大げさかもしれませんがたくさんの有益な情報交換をさせて頂く事ができました。ケルン大学の方が歴史が長い分、話を聞いた限りではレベルは間違いなく高いように感じました。今現在海外における雅楽の指導者としては間違いなくナンバー1の方です。



会場ではケルン大学の学生さん、中には天理大学へ留学した事のある学生もいてバックが非常に充実していました。演奏も二回目という事で桁違いに良いものを提供できたように思います。

この演奏会場には実は天理大学学長も別件でヨーロッパに来られ、都合が合ったためお越しになられました。レセプションでは英語で、“雅楽は中国より、さらに西から日本に入ってきた音楽で、そこは大変ヨーロッパ音楽に近い場所であり、全ては一つの世界で繋がっているというようなお話をされたと僕は記憶しています。短いスピーチでしたが、ジョークも交え、インパクトのあるお話でした。

レセプションではなんといっても美味しい生ビールをたくさん用意して頂き、終わりは12時前だったと思います。もちろん終わってからは先生の部屋で二次会です。

この期間中午前2時前に寝た日はなかったようなきがします。

ケルン大聖堂



 さて次は花の都パリです。



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