天理大学雅楽部ヨーロッパ公演 少し余談

今回天理大学雅楽部のヨーロッパ雅楽ツアーに参加するのは、というより一緒に演奏させて頂くのは約八年ぶりになりました。
まず驚いたのは演奏技術というのはほとんど変わっていなく、今はレベルが落ちたと言われる声もありますが僕の感想では全く変わっていませんでした。このツアーではケルン大学で雅楽の講師をされているOBの方も一緒に回って頂き僕よりも幾分か上の方ですが同じ事を仰ってました。さらに今の現役の学生は昨年が平城遷都1300年の年でかなりの本番を踏んでいたようで舞台慣れというのはさすがなものでした。因みに10日間で太平楽を30回こなした時期があったそうです。何よりも僕にとって印象的だったのはこの雅楽部を40年率いている顧問の佐藤先生のパワーです。もうすでに孫に当たる世代の学生約25人を一人で率いてヨーロッパに乗り込んでくる勢いに心から感動というか敬服です。毎晩先生の部屋で一杯させてもらいましたが夜も元気、数時間の睡眠にも関わらず、昼も元気、空いた時間はPCに向かい締め切りの原稿。飲んでいる時も飲んでいない時も饒舌。改めて尊敬し直しました。




次はドイツです。

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