2009-04-04

龍笛の吹き方~①

龍笛を吹くということ」ということについては以前に書きました。

今回は吹き方について書きます。

あくまでもここに綴るのは私が習った基本であって、一般における基本とは少し離れているかもしれませんが、その点は御了承下さい。

基本は大事とよく言われますが、要は何が基本かです。
  1. 吹き込み時は下から、あてがうように柔らかく吹きこむ
  2. 口に力が入っていると、息が入っていかないので、極力力を抜く(責、和とも)
  3. 音が出たら、音を音で押していく。この時伸びるイメージで(口が堅いと音が伸びない)
  4. 歌口をできるだけ前に出すことにより、口と歌口の距離が離れ、音に張りができ、音の密度も高くなる
  5. 自分の求めている音を知る(これは難し、、)
この辺りが僕が習った”僕が信じる”基本です。

音楽ですので文章で伝えることはできませんが、笛を吹いている方々イメージの足しにしてください。

1~4までが無意識にできるようになると笛は9割9分完成だと思います。

自分の考えや、イメージを整理するために、時々吹き方についても書きたいと思います。

よろしくお願いいたします!

柿谷 貞洋

12 件のコメント:

  1. 高校の時から、龍笛をやっているのですが、最近改めて吹き方を勉強しようと思い、ネットで検索しています。古式方では、左右にピンと口を張るということが書いてあり、雅楽の先生からも、ぐっと口を張るように言われたのですが、それを意識するあまり、音が伸びてこない、息が続かないという具合です。特にイチコツ責など、自分自身行き詰まり感を感じてます。自然をイメージするように、一度参考にしてみます。ありがとうございます。

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  2. 柿谷 貞洋2009年5月18日 0:41

    はじめまして。

    大切な事は意識をどこにもってくるかです。自分の口や、姿勢、指…。。色々と意識することはあると思いますが、一番は音なのです。自分の出したい音をまず明確にイメージすることです。音のイメージができてくると、その音を出すための口、体などが自然とできあがってくるのです。
    口があっての音ではなく、音があっての口、姿勢なのです。僕もほんとの初心者には、もちろん口や姿勢から指導しますけどね。

    しかし、自分の生徒さんにはいつも、そのように指導しています。

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  3. 大変貴重なアドバイス、正に目から鱗が落ちました、これだけのことが教えて戴けるなんて有難いの一言です。
    きっと素晴らしい奏者に違いありません。
    私の龍笛のイメージは例えば縁側に龍笛が転がっていたとします、そこへ秋風が吹いてきたとします、するとその竹管は自然に共鳴し、様々な響きを勝手に発するでしょう。
    このイメージです、吹いて鳴らすのではなくて、管に響いていただくのです、では人は何をするのか?
    響き始めるきっかけを与えるだけのような気がいたします。
    つまり、人は風になればよいのでしょう。

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  4. そうです!!
    風になればいいのです!!しかし“基本的練習”をしっかりとがんばりましょう、お互いに。

    しかし、その基本的練習というのが実は難しいんです。自分の感性を頼りに暗がりの中を進んで行くようなものですから、笛を吹くということは。。
    柿谷

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  5. 4番の歌口を出来るだけ前に出すとは、ノズルとエッジの距離を出来るだけ離す(遠ざける)という意味ですか?
    教えていただければ有難いです。

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  6. こんにちわ。
    そうです、歌口を口から遠ざけるという意味です。たぶん最初はかなり音を出すのに苦労しますが、、

    スカイプをお持ちであれば直接お手伝いさせていただきますよ!なにぶん言葉では難しいので、、、。

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  7. はじめまして。私は京都の雅楽会で龍笛をやっている学生ですが、どうも吹込みというものがわかりません。熟達した方の音頭などを聞くと、吹込み時に半音下がった音律から正律にもっていくように吹かれています。しかもバスゥーという吹込みの音も綺麗です。一体どのように吹き込んでるのでしょう。。。私はまだまだ初心者ですが、10年くらい吹いたらその感覚がわかってくるんでしょうかねえ…

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    1. 真さま

      ご返事が遅れ申し訳ありませんでした。

      ‘吹込み時に半音下がった音律から正律にもっていくように吹かれています。’
      これにつきましては、もし実際に音程自体が変わるのであれば、私はこれは違うと思います。

      ‘バスゥーという吹込みの音’
      バスゥーが具体的にどのような音なのかよくわかりませんが、おそらくこれも私は本質的には間違っていると思います。

      ‘10年くらい吹いたらその感覚がわかってくるんでしょうか’
      すいません何か否定ばかりしているようですが、、これも違います。20年、30年吹いてても全く吹けない人はたくさんいます。

      要は自分がどんな音を求めているかです。そして吹き方というのは実は一つしかありません。よほど天才的でない限りご自分でその一つしかない吹き方を見つけるのは難しいかと思います。もちろん私も全くその部類に入る人間ではないので、、、

      まだ学生さんとのことなので、まずは自分の耳で色々な人の笛をきいて自分の目指す音を見つけていくことです。

      がんばって下さい!!

      柿谷貞洋

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  8. 初めまして。
    私は祖父の竜笛を受け継いで最近吹き始めました。
    最初にする練習等でしたほうがいいものがあれば教えていただきたいです。
    (楽器の経験はサックスとピアノ、学校で習った程度のリコーダーしかしたことがありません。)

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    1. 初めまして。
      お祖父さんが龍笛をお持ちだったのですね。
      貴方がどこを目指されているのかわかりませんが、最初の練習ですべき事は実際にお会いして吹き方を見させて頂かない事には何とも申し上げられません。
      雅楽は独学では難しいので、近辺で雅楽の団体、教室等があればとりあえず見学しに行かれてはいかがでしょうか。
      柿谷

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  9. こんにちは!この春から龍笛を習おうと思っております。最初はプラ菅でと思って購入しましたが、プラ菅でもお手本のような吹込みが出来るようになるのでしょうか

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  10. こんにちは。ご返事遅れました。春から龍笛をされてるのですね!『プラ管でもお手本のような吹き込みが出来るようになるのでしょうか』
    これはどれをお手本にされてるのか分からないのでなんとも申し上げることができませんが、長く続けていこうと思われるのであれば早めに購入されてもいいのかもしれません。柿谷

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